当院は、目黒区獣医師会の有志動物病院によって運営されている夜間救急動物病院です。当番医によっては犬・猫以外の診療が可能な場合があります。まずはお電話ください。

夜間救急動物病院日誌

猫の尿道閉塞

2011年12月9日

寒い季節になりました。

この季節になると尿道閉塞を起こして来院する猫さんが多くなります。

 

猫はオシッコの中に結晶という砂のようなものが出来やすい体質の子が多くいます。

寒くなると飲水量が減ったり、運動不足になったり、トイレを我慢したり

ということが起きます。

その結果膀胱の中のオシッコが濃くなり、結晶が出来やすくなるのです。

 

特にオス猫は尿道が細く、小さな結晶でも閉塞を起こすことが多くあります。

オシッコが尿道に詰まってしまうと初期症状として

・何度もトイレに行く。

・排尿姿勢をとっていてもなかなか出ない。

・トイレじゃない場所で排尿姿勢をとる。

・血尿が出る。

・排尿時に痛がる(鳴く)

といった、膀胱炎と似たような症状が出ます。

 

完全に尿道が閉塞した場合、短時間でも命にかかわります。

完全閉塞を起こして急性腎不全や尿毒症になってしまうと

・嘔吐

・食欲不振

・ぐったりする

・痙攣

といった症状がみられ、処置が遅れると死に至ることがある怖い病気です。

 

急性腎不全や尿毒症を起こしてしまってからでは手遅れになる場合があります。

尿道閉塞の初期症状が見られ、オシッコが出ていない(出にくい)ことが確認できたら

様子を見たりせず、すぐに動物病院に連れて行ってあげてください。

 

 

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