当院は、目黒区獣医師会の有志動物病院によって運営されている夜間救急動物病院です。当番医によっては犬・猫以外の診療が可能な場合があります。まずはお電話ください。

夜間救急動物病院日誌

誤食した場合の処置

2011年8月10日

夜間救急動物病院に受診される症状のトップ3に入るくらい多いのが誤食です。 

誤食は発見次第すぐにご連絡ください!

 

【おもちゃなどを飲み込んでしまった場合】

⇒まだ胃の中に入っていれば吐きださせる(催吐)ことが出来るかもしれません。

 胃の中のものが腸に移動するのには多少の時間はかかりますが

 腸に流れてしまっては吐きださせることは不可能です。

 腸につまってからの開腹手術では体への負担も、金銭的負担も全然違ってきます。

(金額の差は『診察料金』のページをご覧ください)

 

【人間の薬や中毒になるもの(タマネギ・チョコなど)を食べてしまった場合】

⇒早期にご来院いただければ、体に吸収される前に吐きださせることが出来るかもしれません。

  少しでも早い処置が重要です。

 

夜間救急動物病院目黒では、異物を吐きださせる際に使う薬には

・飲み薬(トコンシロップ)

・血管から入れる注射薬(トラネキサム酸)

を使います。(その子によって使い分けたり、両方使ったりします。)

使っていい容量がちゃんと決められており、副作用はまずありません。   (吐き気が強く出てしまうことはある)

 

 

 

食塩を飲ませて吐かせるという応急処置をインターネット上で時々目にします。

しかしこれは絶対にやらないでください。危険です。

吐きだすことが出来ればいいですが、中には吐くのが下手な子がいます。

そういう子に食塩を多量に飲ませると中毒症状を起こしてしまいます。

実際に、自宅のワンちゃんに食塩を飲ませて吐きださせようとした患者さんがいました。

そのワンちゃんは上手く吐きだすことが出来ず高ナトリウム血症という中毒で亡くなりました。

 

『犬や猫が誤食をした場合どういう処置をするのか』というご質問をよくされるので

今回はそのことについて書いてみました。

次回からは中毒になりうる薬や食べ物について書いていきたいと思います。

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