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夜間救急動物病院日誌

不妊手術をしていないワンちゃんへ。

2012年9月15日

夜間救急動物病院目黒によく来院する症例をご紹介します。

 

子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)

子宮の中に膿がたまってしまい、発見・処置が遅れると命にかかわる病気です。

不妊手術をしていないどのわんちゃんでも子宮蓄膿症になる可能性があります。

(犬が多いですが猫もなります)

 

治療は卵巣子宮を摘出する手術になります。

  薬を使って内科的に治療をする場合もありますが、手術の方が確実性があり、

  再発の可能性もないので、手術による治療が一般的です。

 

早期に診断・治療できれば、それほど怖い病気ではありませんが、

遅れてしまうと命にもかかわります。

わりと元気で食欲もあり、薬を使って治療しているからと安心して様子を見ていたところ容態が急変、

当院に来た時には手遅れになってしまっていたという子もいます。

 

飼い主様が気が付ける症状としては

・元気食欲の低下

・水をよく飲む

・陰部からの分泌物

・お腹が張ってくる    

等があります。

 

しかし、飼い主様が気付けるような症状が出る頃には

膿がたまり始めてからだいぶ時間が経っていることがあり、なかには急激に進行する子もいます。

また、たとえ手術をして子宮を取り除いてもすでに体中に膿の毒素が回ってしまっており

そのまま命を落とす場合もあります。

最近は飼い主様の病気予防の意識が高く、

不妊手術をしているわんちゃんが多くなってきています。

それでも当院には子宮蓄膿症になって運ばれてくるわんちゃんが後を絶ちません。

それだけ、不妊手術をしていないと発症してしまうリスクが高い病気です。

 

上記に当てはまるような症状に気づいたらすぐに受診されるのはもちろんですが

元気で健康なうちに不妊手術を受けるのが一番の予防であり

わんちゃんにとって一番負担が少ない方法だと思います。

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